パニック障害の経験 PART1

心理学

パニック障害で悩んでいる方がいて、私の経験に同調してくださる方がいたらと思い、書くことにします。もしパニック障害ではと思う方は、病院に行きましょう

私は20歳でアトピー性皮膚炎とパニック障害に罹りました。アトピー性皮膚炎については、膝の裏にぼつぼつが出来てひたすら痒くなり、病院に行ったら「インキンタムシ」と言われました。それって、股のところになるやつじゃん。。。その後、違う病院に行ってアトピーと診断され、ステロイド軟膏により治りました。でも2~3年は苦しみましたよ。ひたすらかゆい。一人暮らしでどうしようもない堕落した生活していたから、罰が当たったんでしょうね。

問題はパニック障害です。内科や外科に行き一通り検査してもわからず、行き着いた心療内科でやっと病名をつけてもらいました。病名をつけてもらったときにはホッとしたことを今でも覚えています。「パニック障害」って今は普通にある病気ですが、私がなったときは、聞くことが無かった病気です。症状としては、めまい・吐き気・動悸・自分が自分ではないようなフワフワ感・頭や顔のしびれ・胸部痛・首や肩のこりなどなど様々な症状がありました。

一番の問題はパニック発作が起きた時です。電車や車の運転中、パチンコ屋、授業中など月に数回起こりました。意識を失いそうになり、倒れそうになり、もがき苦しみ、死ぬという恐怖に襲われます。

高速道路を運転中も常にパニック発作がでないように自分と戦うわけですが、トンネルの中を通ると高確率でなりました。長いトンネルの中には待避所があるから、そこに止まったこともありました。時速60キロで走ったこともありました。そういう人は運転してはだめですよね。

電車の中でもよく起きました。発作が起こったら乗ってられる状態ではないので、一駅ずつ止まって次の電車を待つの繰り返しをしたりしていました。大学のテスト中になって、卒業できなくなるぞと脅されながらも早退したこともあります。

このような状態は、人から理解をされることは無く、親や当時の恋人に話しましたが全く理解されず、基本的に人には言わなくなりましたです。結局その恋人には浮気されて別れましたよ。勇気を出して人に話しましたが、人から理解されないというのは結構つらかったですね。ただパニック発作から唯一逃げれるのがものがあってそれはお酒でした。お酒を飲めばパニック発作から逃れられました。これは良くないこととわかっているのですが、それよりも発作から逃げることを選択していました。

そこから人生の転機が訪れました。

にほんブログ村 オヤジ日記ブログへ
にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました