小山田圭吾氏つらいなー

心理学

小山田圭吾といえば、フリッパーズギターやコーネリアスといったミュージシャン活動や、音楽プロデューサーとしても有名です。私は青春時代に、CDやLP盤を予約して購入していました。そんな彼が「東京オリンピック・パラリンピック」の開開式・閉会式の制作メンバーに抜擢されて、私は喜んでいました。

が、過去の雑誌インタビューで、学生時代のクラスメイトおよび近隣学校の障がいを持つ方々に対する心ない発言や行為を、反省することなく語っていたとして辞任することになりました。

昔悪いことをしてしまって、未だに後悔していることって誰でもありますよね。私もありますし、何であんなことをしてしまったんだろうと自責の念にとらわれることがあります。

今回の小山田氏は、【ハロー効果によるロス効果】(良い印象を覆す特徴が見られたために、通常よりも印象が悪くなること)になります。 芸術センスが素晴らしい人なのに悪いことをしていたことが期待を裏切る行為となり、悪いことだけを脳が鮮明に記憶するというもの。

小山田圭吾氏とは逆のパターンもあります。昔不良だった人が更生して、真面目に働き、結婚してイクメンになると周りの人は褒めたたえます。不良がお年寄りや子供に優しくしていると、そのギャップからいい人と見られます。これは【ハロー効果によるゲイン効果】(悪い印象を覆す特徴が見られたため、通常よりも印象が良くなること)になります。不良が良いことをすると期待を裏切る行為となり、良いことだけを脳が鮮明に記憶するというもの。

小山田圭吾氏が悪人ということを最初から前面に出しておけば、このようなことにならなかったかもしれません。いい人を気取ると損をするかもしれません。とりあえず眉毛をそぎ落として、角刈りに剃りこみでも入れてみるのも悪くないかもしれませんね。

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