「課題の分離」でものの考え方が変わった

心理学

お恥ずかしながら、いまだに頭に血が上ることや苛立つことがあります。あまり感情を表に出すタイプではなので、相手は何も感じないかもしれません。仕事ができない部下や、こちらが一生懸命話をしているのにも関わらずスマホをずっといじっている人。勉強しない子供。

でも、イライラしたら一息ついて、オーストリア出身の精神科医アルフレッド・アドラーの提唱する「課題の分離」を思い出すようにしています。

大事なことは、自分が集中すべきこと・最優先すべきことが自分の課題であるということ。

勉強しない子供にイライラしても、一番困るのは子供であって、自分ではない。

仕事ができない部下にイライラしたところで、困るのは部下自身。会社の若者が育たなくて、人材不足で困るのは会社。私は何も困らない。

私が一生懸命有益な情報を話しているのにも関わらず、スマホをずっといじっている人は自分自身が困る。【これは無理がありました。私の話がつまらないだけ(笑)やり直し】

私が一生懸命有益な情報を話しているのにも関わらず、スマホをずっといじっている人がいるということは私の話がつまらないということ。自分自身を見直す。

でも最優先すべきことを無視すると以下のような考え方もあります。

勉強しない子供に老後面倒見てもらうから、私は困る→だから怒る。

部下に仕事を押し付けたいのに、なかなかできない→だから怒る。

会話のキャッチボールがしたい、話を聞いてほしい→だから怒る。

課題の分離ってちょっと難しくて冷たいところがありますが、このような考え方もあるということを心に留めておくと、イライラが減ると思います。

イライラしてしまったら、自分を最優先しながら、イライラの原因を掘り下げる。

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